映画祭の結果報告

行ってきました。

第2回つくばショートムービーコンペティション、つくっぺ。

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秋葉原からつくばエクスプレスで約1時間。

西武百貨店筑波店6階・催事場にて、

応募総数71本の中から選ばれた10作品が上映されました。

この中から審査員によってグランプリが選ばれます。

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『ルージュの転校生』は、

つくば市民にどう評価されるのでしょうか。

気になる審査結果は・・・

佳作賞でした。

惜しくもグランプリならず!

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副賞として映画券一万円分頂きました。

グランプリは大石結介さん『岐路』が受賞。

受賞理由は「省略の仕方が上手い」ということでした。

ちなみに大石さんはプロデュース・原案・主演をこなしてます。おめでとうございます!

10分間で描きたいテーマを表現するべく、

各作品、力のある演出を見せてくれました。

一本目は『木馬と田楽行列』(自然生クラブ)

つくば市の伝統芸能を追ったドキュメンタリー。行事内容はよく伝わりました。だけどもっと取り組む人にフォーカスを当てて欲しかったです。続きが観たくなる構成で10分じゃもったいないと感じました。

二本目は『VALVE OF THE CHAIN』(監督:尾関隆寿)

全編3DCGアニメーションの力作。人体が腐っていく描写に唸りました。実写でやりたい。

三本目は『ルージュの転校生』(監督:安田瑛己)

四本目は『ストラップ』(監督:富田眞由)

現役高校生が描く甘酸っぱい初恋青春物語。ビデオ感のある映像が心地よかった。中学生の時に映画を作った頃を思い出しました。

五本目『スプーンとフォークが出逢う時~孤独のチカラ~』(監督:Yamate2)

3DCGアニメーション作品。言葉遊びに思わず笑いが。ラストシーン次第ではグランプリの可能性もあったとか。

六本目は『ボンとハレトモ~古代遺跡で大慌て~』(監督:uwabami)

敵と味方の区別がつかず話に置いてけぼりでした。ゲーセンで友達がプレイするのを横でずっと見ていた小学校時代を思い出しました。

七本目は『岐路』(監督:大石結介)

今年のグランプリ作品。冒頭の首つり場面(未遂)をはじめ、横断歩道での立ち話、旧友とのキャッチボールなど、死亡フラグだらけの状況でも主人公は軽やかに生きる希望を見つけるから凄い。

八本目は『ホーリーデスマッチ』(監督:木場明義)

やはり最後はデスマッチして欲しかった。モテない設定の女性がちゃんと不細工なのが良かったです。

九本目は『野馬追、その心』(相馬高校放送局3年チーム)

つ くっぺ最大の衝撃作。序盤のありがちな伝統芸能の紹介(とはいえ野馬追のシーンの迫力は見応え充分。)から「3・11」へ。震災以後ずっと撮り続けていた 映像をまとめ上げ、野馬追の存在意義と生への希望を描く渾身のドキュメンタリー。とても高校生とは思えない構成の巧みさ、画の強さ、素晴らしかった。文句 無しの観客賞受賞作品。

ラストは『ツメがアマイ』(ピースカンパニークルー)

爪が甘い男(舐めると本当に甘いらしい)のワンシチュエーション・コメディ。ラストのオチは確かに詰めの甘さを感じざるを得ませんでした。

映画祭終了後の懇親会では、

参加した監督さんやスタッフさんと色々映画について話すことができました。

中村義洋監督に映画の感想を尋ねると、

「タランティーノ好きでしょ?」と一言。

『ルージュの転校生』のダメなところは、

「話が分かりづらいわりに、明確な答えを描いてない」

ということでした。

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たくさんの人に観てもらえるという機会は嬉しいですね。

来年もつくっぺは開催するそうです。

とてもアットホームな素敵な映画祭でした!

安田瑛己