インストリーム動画広告のバイイングの時代が到来!

日本でもっともメジャーな動画広告配信プラットフォーム、YouTubeのインストリーム動画広告では、特定の属性のユーザーに対して配信する「セグメント配信」はこれまで適用されていませんでした。
ネット広告の世界では、ユーザーの最近の動向や状態、嗜好などを把握して、適切な広告メッセージを送って、最適なタイミングで広告配信するシステムが当たり前。
広告を出すクライアント側にすれば、無秩序に広告を出すよりも、購入の潜在性のあるユーザーへ広告配信したほうがいいに決まっています。この「属性をもつユーザーへの広告配信」がいよいよ動画広告にも適応され、オーディエンスセグメントを使った動画広告の在庫買い付け(バイイングと言います)が日本でも可能になったというのが今回のお話です。

3.5億のユーザーデータが23.6億impの動画広告プラットフォームと出会うとき

大手金融機関や消費財メーカーを中心に、企業120社以上にデータマネジメントプラットフォーム(DMP)を提供しているインティメート・マージャーが、アメリカの動画広告プラットフォーム企業TubeMogulの日本法人と提携しました。

DMP (Data Management Platform)とは、ネットユーザーの閲覧ログや固有のサービスでデータ入力した自身の属性記録(会員になる際に記入する情報など)を吸い上げて、管理するプラットフォームです。

インティメート・マージャーのユーザーデータ(広告業界ではオーディエンスデータと言います)数は3.5億。そして連携するTubeMogul社は月間で23.6億impのオーディエンスセグメント動画配信プラットフォームを構築しています。このふたつが提携することにより、3.5億のユーザーデータを使って23.6億impの動画広告枠にセグメント配信ができるようになるのです。


動画配信プラットフォーム、TubeMogulの特徴とは?

TubeMogul社のサービスの特徴として、大まかに3つのポイントがあります。1つは、動画リターゲティング機能。一度、動画広告を見たユーザーに対して、さらに商品認知を深める別の動画を配信します。これによりユーザーとのエンゲージメントを深める効果が期待されます。2つめは、「Pre-Roll」と呼ばれるプレミアム動画の前に再生される広告枠や、バナー広告エリアでの「Click to Play」などの動画広告フォーマットへ対応しているので、目的にあわせた配信が可能なことです。3つめは、細かな解析ができること。再生率や視聴時間、完全再生単価などCPV(1視聴につきかかったコスト)などをレポーティングしたり、動画を視聴したユーザーの態度変容から動画広告の浸透を分析したりできます。これらの機能を利用して、23.6億impの広告枠へ配信することで、よりユーザーごとに適した動画広告配信が可能になります。

オーディエンスセグメントって?

では、具体的にオーディエンスセグメントをどのように行うのでしょうか?
オーディエンスデータとは、コンテンツの閲覧履歴、検索履歴、アクセス元履歴、広告接触反応履歴などのオンライン行動履歴または会員データなどを含んでいます。インティメート・マージャー社が提供する「セグメントギャラリー」ではこういったデータをもとに、クライアントのニーズや目的に合致するかなり詳細なセグメントをチョイスすることができるシステムを構築しています。

ビジョンとアイデアと分析力が勝利のキーワード

動画広告のバイイングの時代がいよいよ日本へ本格上陸するとなると、問われるのは明確な広告ターゲティングとコンテンツ構成とコンセプト。しっかりとしたビジョンをもって打って出た者勝ちという、かなり広告宣伝マンにとって実力の差が露呈する時代がやってきます。

オーディエンスセグメントデータをもとに、どれだけのアイデア満載の動画コンテンツを作れるかが鍵となるのではないでしょうか。

 

TubeMogul

サービス説明ビデオ(英語のみ)

参考: