6秒の世界観!Vineをマーケティングに活用した企業事例

「Vine」は6秒の動画を作成・共有するサービスです。米Twitterが新興企業のVineを買収し、2013年1月にサービスの提供を開始。同年11月に日本語にも対応しました。
「シェアしたい!」と思った瞬間に手軽に動画を撮影し、共有できるということで、個人を中心に爆発的に普及しています。
まだ日本では、FacebookやTwitterほど普及が進んでいないようですが、すでに使いこなしている企業アカウントの例も見られます。
今回は、国内外から「Vine」を使いこなして人気を集めている企業の事例を集めてみました。


「プロモーション型」の動画マーケティング事例3選

「Vine」を使ったマーケティング例を見ていくと、大きくわけて「プロモーション型」「ユーザー投稿型」になります。
まずは、企業が動画を作成し投稿する「プロモーション型」の事例から。

森永製菓

「おかしな6秒動画」という特設サイトを開設し、積極的に「Vine」を使ったプロモーションを行っている森永製菓。

おかしな6秒動画 その79 『恋するビスケット』

半分に割れたクッキー。チョコ味、四角いクッキー……と片割れを探すも、運命の相手には巡り合えず。ついに見つけた相手は……という、バレンタイン時期にぴったりの動画です。

このように、同社ではお正月、バレンタインデー、ひなまつり、卒業式、エイプリルフール……というように、季節ネタを生かした動画を作成しています。どの動画も、商品の特徴に加えて、無限ループという「Vine」のサービスの特長を生かした動画になっています。

レブロン

米化粧品大手レブロンの口紅の広告動画です。

時計の針に見立てた口紅がぐるぐる回り、「食事をしても落ちにくい口紅」という商品の魅力をアピールする好例となっています。ぐるぐるぐる……24時間回り続ける時計の針のように、こちらも「Vine」の無限ループをうまく生かした動画になっています。

大塚製薬

大塚製薬では、「Make a THIRSTY Scene」という特設サイトを作り、「Vine」を使って清涼飲料水ポカリスエットの販促を行っています。

デフォルメされた世界で情景を引き立てる建築模型「テラダモケイ」を使った6秒間のショートムービーで、「日常の渇きと、それを潤すポカリスエット。」というコンセプトを表す世界観を切り取っています。

このほかにも、トイレタリーブランドの「Dove(ダヴ)」や、今度日本にも再上陸を果たした米ファストフードの「タコベル」などが、「Vine」を活用したマーケティングを仕掛けています。

「ユーザー投稿型」の動画マーケティング事例2選

Fiat(フィアット)

自動車メーカー、フィアットの「Vine」を利用したマーケティングの例。ユーザー自慢の愛車とともに撮影した動画に「#FIAT」のハッシュタグをつけて投稿してもらっています。

どの動画からも、愛車への愛情が伝わってきます。

永谷園

お茶漬けで有名な永谷園も、「Vine」と動画プラットフォーム「YouTube」を利用した動画コンテストを開催しました。
その名も「お茶漬けの日!動画コンテスト」。同社では煎茶の創始者でもある永谷宗七郎の命日5月17日を「お茶漬けの日」としていることから、それにちなんだイベントとして開催されました。

テーマは「お茶漬けをおいしく食べよう!笑顔になろう!」で、お茶漬けをおいしく食べる映像やお茶漬けのある風景など、食べ物を粗末にする動画でなければなんでもOKとしました。

優勝賞金は30万円とかなり高額。
優勝した動画は「YouTube」のものだったようですが、「Vine」動画も投稿されています。

お茶漬けをおいしく食べる女の子の「Vine」動画。

泣いているクマの子どもをおいしいお茶漬けで元気づける、パラパラ漫画風の動画。

Vine動画制作は6秒間のアイデア勝負!

「Vine」のメリットは、6秒というとても短い動画なので、作成する側にも視聴する側にも負担が少ないこと。
しかし、たった6秒間に伝えたいことをどう表現していくかは、かなりのアイデア勝負といえます。
どの人気動画を見てもわかるように、企業ロゴといったの宣伝色が強いものを押し出すのはあえて避け、それでいて企業やブランド、商品を連想させるイメージの動画を作成しようと、知恵をしぼっているのがわかります。
持ち前のクリエイティブさを発揮して、6秒動画にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

参考: