中小企業こそ取り入れたいソーシャルメディアマーケティング

お客さんを集めたいとき、あなたの会社ではどうしますか?
まずは、宣伝活動ですよね。誰も知らなければ、存在しないのと同じことです。
宣伝の方法としては、知人の紹介の口コミ、ビラまき、新聞広告、TVコマーシャル……と、さまざまあります。しかし、潤沢な資本がある大企業と違い、中小企業では広告・宣伝に使える予算や人員は限られています。TVコマーシャルを1本打ったり、新聞広告を1度出稿したりすれば数百万円がかかります。多くの中小企業にとってマスメディアを使った広告宣伝は難しいのではないでしょうか。

そうした企業ほど実践してほしいのが、ソーシャルメディアでの販促活動(ソーシャルメディアマーケティング)です。

中小企業がソーシャルメディアを使うべき4つの理由

東京都が2012年に行った「中小企業の宣伝・広報活動に関する実態調査」では、調査対象企業のうち、自社のウェブサイトを保有している割合は85%。保有目的は「製品、サービスのPR」が約60%でもっとも高く、中小企業であっても、販促活動のためにウェブサイトをもつという風潮は浸透してきているようです。
ただし、更新頻度は「数か月に1度」が39%でもっとも多く、次いで「ほとんど更新しない」が37.9%。大多数の中小企業では、販促のためにウェブサイトを作ってみたものの、活用できていないというのが現状のようです。
実はこういう企業こそ、ソーシャルメディアを使うべきだと考えます。

利点その1:更新が簡単

社内に限られたリソースしかない中小企業では、企業ウェブサイトの制作を外部に委託している場合がほとんどではないでしょうか。そのため、更新するたびにいちいち制作者に依頼しなくてはならず、おっくうになりそのまま……ということが考えられます。
その点、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアは、操作が非常に簡単です。最近では、プライベートで使いこなしている方も多いので、そこまで抵抗感がないかもしれません。
ウェブで注目を集める秘訣に「長く続ける」ということがあります。その面でも、操作が簡単というのは大事なことなのです。

利点その2:ユーザーとつながれる

インターネット黎明期のころは、相互リンクというものがありましたが、最近では検索サイトの発達ですっかりすたれてしまいました。しかし、ソーシャルメディアの世界ではこれがまだ生きています。
一方的な発信のみのウェブサイトと違い、ソーシャルメディアでは、ユーザーと「つながる」ことが大切です。企業とユーザーの距離が近いため、発信をすればすぐに反応を得ることができます。
一般的に知名度のない中小企業であっても、何か光るものがあれば、ネット上で「バズる」ことも可能です。

その3:ブランドを作れる

先ほど、ウェブで注目を集める秘訣は「長く続けること」と書きました。その理由は、「自分というブランドを作るため」です。
例えば、毎日毎日ソーシャルメディア上で地元の観光情報を発信していくとします。どんなささいなことでも構いません。根気よく続けていれば、その土地の情報を探している人たちが次第にアクセスしてくるようになります。そのうち、「このアカウントをフォローすれば、●●のことはなんでもわかる」という雰囲気作りができます。そのうちに、ネット上だけでなく、例えばリアルな仕事上のつながりでも「●●の情報発信をされている方ですよね」と声をかけられるようになるかもしれません。こうなれば、「●●の観光情報に詳しい人(企業)」というブランド作りが完了です。

その4:低価格

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアは、ほとんどの機能が無料です。また、ソーシャルメディア上の「つながり」を駆使して情報を拡散していくため、少しの労力で多くの人へ発信していくことも可能です。
この点だけでも、限られたリソースしかない中小企業に向いている広告宣伝ツールといえるのではないでしょうか。

ソーシャルメディアなら安価で動画広告も可能

ソーシャルメディアといってもさまざまなツールが登場していますが、最近おすすめのものとして、動画での広告配信があります。特に、うまく文字では説明できない商品・サービスの紹介、セミナーを開催しての販促活動などでは、動画での配信が効果的です。
最近では、FacebookやTwitter、画像に特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)のインスタグラムなども、動画が配信できるようになっています。
世界最大の動画配信プラットフォーム「YouTube」でも動画広告の配信は可能ですが、視聴したユーザーの数に応じての課金制をとっているので、TVでのコマーシャルに比べれば驚くほど安価で配信が可能です。
いままで二の足を踏んできた中小企業も、今こそソーシャルメディアマーケティングに乗り出してはいかがでしょうか。

参考: