ソーシャルメディアマーケティングの注目ポイント!「ハッシュタグ」を使いこなそう

今やマーケティング活動でおろそかにできないSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。最近では動画を使った投稿をする企業も多くなってきました。でも、情報の発信側としても、自分の発信したい内容を、ターゲットとするユーザーに確実に届けるのは難しいのではないでしょうか。ユーザー側も、大量の情報の洪水のなかから、自分の知りたい情報を探し出すのは大変です。
そんなときに有効なのが「ハッシュタグ」。作成した動画を使ってソーシャルメディアマーケティングを効果的に行うためにも、効果的な使い方を学んでいきましょう。

ハッシュタグで情報をグルーピング

「#google」「#単語」といった形のハッシュタグの導入はTwitterからはじまり、FacebookやGoogle+にInstagramでもサポートされました。日本語での対応も可能になっており、今ではほぼ全てのSNSで採用されています。ハッシュタグが付けられた投稿は自動的にリンクされるので、クリック一つで同じテーマの投稿を一覧することができます。自分が発信した情報を話題ごとにグルーピングするのにも便利ですし、ハッシュタグによって、他の人が投稿している特定のイベントや話題について、追いかけることが可能です。

20代以下の女性の認知度は約7割

ソーシャルメディアマーケティングを支援するアライドアーキテクツが2015年1月に実施した「女性のハッシュタグ利用状況と利用しているSNSについての実態調査」では、全年代を通じてハッシュタグを「使ったことがある」(36%)と「知っているが使ったことはない」(18%)を合わせて50%強。一般的にはまだ浸透しているとは言えないようです。ただし、20代以下に限ってみると、認知度は約7割になり、半数近い47%が実際に利用した経験があると答えています。
ハッシュタグを利用したことがあるSNSでは、Twitterが約8割。利用目的は「気になる商品や情報を検索するため」が6割を超えています。また、「好きな商品などの情報を定期的にチェックするため」も全年代で3割を超えています。
ハッシュタグで検索したことがある商品カテゴリーは、「食品」(49%)がトップで、次いで「化粧品」(42%)となっています。
ハッシュタグを使う理由については、20代以下の4割が「検索が簡単なため」と答えており、ハッシュタグの強みである、情報の一覧性が重宝されているようです。

SNS上のキャンペーンでハッシュタグを使う

ハッシュタグは、情報収集だけでなく、SNS上でキャンペーンを開催する際にも利用できます。
ユーザーにキャンペーンの内容を投稿してもらう際に、共通するハッシュタグをつけてもらうのです。情報を検索しやすくするとともに、投稿に共通性をもたせることで、キャンペーンを盛り上げます。

ハッシュタグを利用した動画キャンペーンに、アメリカのダンキン・ドーナッツが2013年5月に実施した事例があります。
“ダンキンドーナッツのアイスコーヒーはどのような元気を与えるか?”というテーマに沿った動画をユーザーに撮影してもらい、ハッシュタグ「#iceDD 」をつけて6秒間の動画共有サイト「Vine」に投稿してもらいました。優勝者は、賞品としてアイスコーヒーが1年間無料になったそうです。

この方式なら、いろいろな分野で応用できそうです。

SNSによっては逆効果の場合も?!

こうして便利なハッシュタグですが、SNSによっては使い方に注意したほうがよい場合もあるようです。
例えば、ハッシュタグを最初に導入したと言われるTwitterの公式アカウントによると、ハッシュタグをつけたときには、個人アカウントは2倍、ビジネスアカウントは1.5倍のエンゲージメント(リツイート、リプライ、お気に入り登録)が得られているそうです。
写真投稿サイトの「Instagram」ではなんと、11個ものハッシュタグを付けた時に最大のエンゲージメントが得られたとか。
一方、ハッシュタグがあまり好まれないのがFacebook。ほかのSNSと異なり、ハッシュタグがない方がバイラル(拡散)やエンゲージメントされやすいという調査結果が出ているのです。
ハッシュタグをつけすぎると、どうしても広告臭さが出てしまいます。リアルでのつながりを基本とするFacebookでは、そういう「やりすぎ感」が敬遠されるのかもしれません。
このように、SNSごとの特性を踏まえつつ、ハッシュタグを使いこなし、動画マーケティングに活用していきましょう。



参考: