「沈黙のWebマーケティング」から学ぶシェアされる記事と動画4つの掟

近年、Webマーケティングはバナー広告のような直接的に顧客に訴える手法から、記事や動画コンテンツを作成して掲載するオウンドメディアのような「コンテンツマーケティング」という手法が一般化されてきています。
その結果、ウェブ上にはコンテンツがあふれ、FacebookやTwitter、YouTubeなどにアップされ、SNS上で人気の出た素材がぐるぐると使いまわされたり、SEOを意識しただけの内容がうすいコンテンツが氾濫したりという状態になっています。
そうした状況では、せっかくコンテンツを作成しても、なかなかターゲットにリーチすることができません。
ところで、最近WebコンテンツのプロであるWebマーケッターから、「コンテンツマーケティングの秘けつがわかる!」と話題の書籍があるのをご存知ですか?
今回は、話題のコンテンツ「沈黙のWebマーケティング」から、シェアされる記事と動画の条件について考えてみます。

巷で話題の「沈黙のWebマーケティング」ってどんな内容なの?

闇に隠れ、市場を操る、謎のWebマーケッター。
検索エンジンのアルゴリズムをも恐れない彼の名は「ボーン・片桐」。彼のことを、人はこう呼びます。「パーフェクト・リボーン(完全再生請負人)」と――。
なんだか手塚治虫の名作マンガ「ブラックジャック」をイメージさせる設定ですが、「沈黙のWebマーケティング」は、Webマーケティングを楽しくわかりやすく学べるコンテンツとして、Webマーケッターからも注目を集めています。さらに、Webコンテンツから書籍化されました。
Webマーケティングというのは、インターネットという大波の中で、ユーザーにコンテンツを届けようとあがいているようなもの。ユーザーとサイトをつなぐ検索サイトのアルゴリズムは正解を語りkaけてくれるわけではなく、まさに「沈黙」に向かって挑戦しているといえます。この「沈黙のWebマーケティング」というタイトルも、そうしたWebマーケティング業界の厳しさを表しているのではないでしょうか。

シェアされる記事や動画コンテンツ、4つの掟

「沈黙のWebマーケティング」によると、シェアされる記事の特徴は以下の通りです。

多くの人にとって関心・関係があるコンテンツ

身の回りの安心・安全や健康、食に関わるものなど、多くの人に関心・関係があるコンテンツは、シェアされやすい傾向にあります。
また、話題のワードや事象を取り上げた記事も社会的な関心が高く、多くシェアされます。例えば、今なら「ブルーボトルコーヒー」や東京オリンピックに関する話題などがあります。「スタバ」や「iPhone」などもWebマーケティング界では人気のコンテンツといわれているようです。
「社会的関心度の高いジャンル」がリストとしてまとめられているので、参考にしながらコンテンツを制作するとよいでしょう。

「他人から認められたい」という欲求を刺激するコンテンツ

「所属と愛の欲求」「自己顕示欲」を満たすコンテンツが、シェアされやすい傾向にあると説明しています。
「所属と愛の欲求」コンテンツとは、たとえば自分が主役になることができる「○○占い」や「性格診断」のようなもの。また、フォロワーと一緒に楽しめ、笑えるおもしろ動画。「自分が主役」「一緒になって」というのがポイントです。
一方、「自己顕示欲」コンテンツとは、有名人が書いたコンテンツや格言、ちょっといい話など。「こんな有名な人が発信した情報を知っている自分はすごい」という承認欲求を満たせるものがこれにあたります。
誰しも多かれ少なかれ、他人から「すごい」と思われたいもの。SNS上で自ら積極的に情報発信をしている人ほど、そうした欲求が強いと考えられます。そういう人たちの「こんなスゴイ情報、素晴らしいストーリーを自分は知っているんだぜ!」という欲求をくすぐれるコンテンツは、多くシェアされる傾向にあるといえます。

“見たことがある感”のあるコンテンツ

どこか有名な作品に似ている、といった「なんとなく見たことがある」感じがするコンテンツは、共感を呼び、シェアされやすくなります。冒頭で、「沈黙のWebマーケティング」の設定が手塚治虫の漫画に似ていると書きましたが、SNSでたくさんシェアされた本書自体が、この掟に則っているともいえますね。

FacebookよりTwitter

昨今の「バズる」コンテンツは、SNSを起点にしたものばかりです。以前の情報発信手段はマスメディアしかありませんでしたが、SNSが発達したことで「普通の人」も、おもしろ動画を撮影したり、コンテンツを執筆できたりするようになりました。
一方で、SNSのフォロワーが少ないと、どんなにおもしろいコンテンツを作っても拡散されることはありません。
クローズドのFacebookよりも、より拡散されやすいTwitterのフォロワーを増やしていくほうが得策です。

まとめ

作成したコンテンツが社会的に広く認知されるには、SNSでのシェアが不可欠な時代になっています。
記事や動画コンテンツなどを作成する際には、上に挙げた4つのポイントをぜひ参考にしてみてください。

参考: