海外のほっこり感動CM

約半年のブログになる伊藤です。

 

あっという間に1年が終わりに近づいていますが、

そんな忙しない日々にひとときの安らぎをあたえてくれる

海外のほっこり感動CMをご紹介致します。

 

まずはアメリカで制作された「エクストラガム」のCM。

「Extra gumで“Extra”(特別な)思い出を」というテーマで

制作されたブランディング広告です。

幼い娘が成長していく過程の中で、父親が成長の節目節目に折り鶴をプレゼント。

誕生日やスポーツ観戦、海に遊びに行ったときや、

失恋したときなど、父親がその時々の想いを込めて折った折り鶴。

そしてついに娘が親元を離れる日、運び出す荷物の中から・・・。

図3

親子が紡いできた思い出と折り紙の演出がグッとくるCMです。

 

 

次にイギリスの航空会社のキャンペーンPVです。

家族愛ものが続きますがこちらはアメリカ在住のインド人に故郷への帰国を促す

「お母さんに会いに行こう」というキャンペーンのために、実在するアメリカとインドで

離れて暮らす家族をモチーフにして制作しています。

渡米してから15年、一度も帰国できずにいる息子に帰ってきてもらうために、

インドに住む母親が息子の大好物をつくり、航空会社がそれをニューヨークに住む息子に

届け、驚く息子に帰国を促すという企画。

しかし、実際は息子が母親に仕掛けたサプライズ企画。密かに航空会社の

飛行機に乗って帰国。

別室のモニターで自分のために料理をつくる母親の姿を見つめる息子。

そしてついに再会…。

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最後に2013年NFLスーパーボウルで放映された「バドワイザー」のCM。

内容は、牧童が大切に育てていた馬が、バドワイザーのイベントのために

トラックで連れて行かれる。

数年後、イベントで近くの街にこの馬がやってくることを知った牧童が、

ひと目でも見に行こうと思いたち、会いにいくと・・・というもの。

人間と動物の心の触れ合いを演出した内容になっています。

このCM中にはビールの絵柄や「バドワイザー」という名前もほとんど出てこず、

さらになぜ“馬”と思われますが、これには理由があります。

昔、「クライスデール」という品種の馬が、バドワイザーのビール樽を積んだ

荷馬車を引っ張る役目をしていたこともあり、現在でも、バドワイザーのイベントなどに

頻繁に登場しているとのことです。

内容としては前の2本の動画と同様に視聴者の感情に訴える内容となっていますが、

このCMはさらにひと味加えています。

前述した「クライスデール」という馬は、バドワイザーの専用の牧場で飼育が存続しており、

このCMの最後には、「動画の中で見たベイビークライスデール(馬)の名前を募集」と

テロップが表示され、視聴者は、Twitterから、ハッシュタグをつけて、

名前を提案することができる仕組みになっています。

今年は、ソーシャルメディアなどを活用した視聴者参加型のCMが目立ってきていると、

米メディアでは評価されているようですが、バドワイザーもそのうちの一社で、CM放映後、

名付けられた馬の名前を公表し、それが記事になっています。

放映時のみならず、その後も視聴者に印象を与え続けるべく、

戦略がきっちり練られているのは流石ですね。

伊藤尚平