ソーシャルメディアでシェアされている動画に共通する、3つの特徴

見られる動画の条件の1つが、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアでシェアされやすいかどうか。視聴回数の多い動画のほとんどは、SNSでの拡散がキッカケで広がっています。しかし「シェアされやすい動画」と一言に言ってもわかりにくいですよね。一体どんな動画がSNSで注目を集め、どんな特徴を持っているのかを、今回は探っていきたいと思います。

よくシェアされている、5種類の動画

まずソーシャルメディアでよくシェアされている動画を見ていきましょう。どんな映像が拡散されているかに、シェアされやすい動画のヒントが隠されています。

 

1.動物の癒し動画

 

【Girl, Cat... and Dummy (Девочка, котисоска)】

 

猫が女の子のおままごとに付き合い、人形用のベビーカーの中で気持ちよさそうに寝ているというもの。猫をくるみ、おしゃぶりをくわえさせ、ベビーカーに入れる動作を見せるだけのシンプルな動画です。この動画以外にも、動物の癒し動画はよく拡散されているそう。動物好きな人は世界中にいますから、拡散されやすいのでしょう。

 

2.赤ちゃんとペットのからみ動画

 

【泣いている赤ちゃんにおやつをあげる犬】

 

泣いている赤ちゃんのところにおやつを持ってきてあげるチワワの動画。赤ちゃんは食べることが出来ないので、飼い主である母親がチワワにそのおやつをあげますが、チワワは食べようとせず何度も、泣いている赤ちゃんのところへ持っていくという動画です。再生回数5,283,149回を誇るこのムービー以外にも、赤ちゃんと動物の組み合わせ動画は人気があるんだとか。誰もが可愛いと感じる赤ちゃんが登場するだけで、万人受けするムービーになっているのかもしれません。

 

3. 心を打たれる動画

 

【John Lewis Christmas Advert 2014 - #MontyThePenguin】(再生回数:18,422,550回)

 

英国の大手百貨店「John Lewis(ジョン・ルイス)」がクリスマス向けに公開したこちらのプロモーション動画。公開から2日で既に500万回以上再生されるという、涙を誘う感動のストーリーに仕上がっています。やはり、心を打つ動画というのは誰かに共有したくなるもの。思わず友達や家族にシェアしたことが再生回数を伸ばした要因の1つなのではないでしょうか。また、広告動画ということもあり、他企業のマーケターたちが「このプロモーション動画はすごい」とシェアしている可能性も考えられますね。

 

4. ハウツー動画

 

Make a Lamp from an Orange in 1 minute. 】(再生回数:6,348,023回)

 

オレンジの皮とオリーブオイルを使って簡単にキャンドルを作る方法を紹介している、いわゆる「ハウツー動画」です。タイトルに「1分」と入っていることから、簡単に作れるイメージが湧きますね。簡単に出来てしまうというのを説明するハウツー動画は、見た人に「私も挑戦してみたい!」と感じさせるでしょう。そしてソーシャルメディアでつながる友達に「こんなのがあるよ!」と教えてあげたくなるのです。シェアされているのも、うなづけます。

 

5. ハプニング動画

 

【Nokia ringtone during concert of classical music】(再生回数:7,038,041回)

 

クラシックコンサートの途中に、観客者の携帯電話が鳴ってしまうというハプニングが! しかし、バイオリニストが、瞬時に着信音と同じメロディーを演奏し、観客を驚かせるという「ハプニング動画」です。あまりテレビでこういったハプニングが放送されることは少ないため、見かけるとついシェアボタンを押したくなるのではないでしょうか? また、YouTubeにアップされることが多いので、シェアがされやすいというのもあるのかもしれません。

 

5種の動画に見る、3大特徴

ここまで、ソーシャルメディアでよくシェアされている5種類の動画をご紹介しました。これらのムービーにシェアされやすい動画の特徴が散りばめられているようです。早速、見ていきましょう。

 

1.世界中の人が楽しめる

どの動画も「言葉は分からなくても、見ているだけで楽しめる」という特徴を持っています。動物の癒し動画や、赤ちゃんとペットのからみ動画が顕著な例の1つでしょう。動物への想いは万国共通と言っても過言ではあなく、言葉の壁を越えて、世界中の人に見てもらえる可能性が高まるのです。それ以外の動画も、映像を見ているだけで雰囲気や想いが伝わってくるので、細かい部分が分からなくても楽しむことが出来てしまうのでしょう。

 

2.感情移入できる

まるで、その場に自分がいるかのように感じてしまう、感情移入しやすい動画であることも特徴の1つとして挙げられるでしょう。先に挙げた心打たれる動画のように、ストーリー仕立てにして感情移入させ、動画の中に感動するポイントを用意するというのも手法の1つですね。動物や赤ちゃんの動画は、ペットを飼っている方や同じくらいのお子さんがいるご家庭の方にとっては、「自分のところでも、こんなこと起きるかも……」と感じ、知らず知らずのうちに感情移入してしまっているのでしょう。「みんなもこういうことあるよね?」という想いから、シェアされているのではないでしょうか? ハプニングの動画も「もしかしたら、自分の近くでも起きるかも」と思ってしまいますし、ハウツーの動画にしても日常的に役立つものを紹介しているのが多いですからね。

 

3.「誰かに見せたい!」と思ってしまう

特にハプニング動画において顕著に見られますが、「面白い!」「すごい!」といった想いは1人よりも、誰かと共有しあった方がより一層強く感じられたりするもの。みんなで集まってゲラゲラ笑いながら見る方が楽しいですよね。他の種類の動画に関しても、ほっこりする気持ちだったり、便利だなと思うことだったり、誰かと一緒に感じたくてシェアされているのではないでしょうか? 誰かに見せて、想いを共有出来る動画であることが、シェアされやすい動画の特徴の1つと言えます。

 

シェアされている他の動画でも、共通の特徴を探ってみて

ソーシャルメディアでよくシェアされている5種類の動画と、それらに共通している特徴をご紹介しました。他にもSNS上で拡散されている動画はありますから、ここで挙げた特徴が当てはまるかどうか探ってみるのも面白いかもしれません。シェアされている動画の特徴を知ることが、シェアされる動画を作り出すヒントになるはずですよ。

 

 

参考:

➢         Girl, Cat... and Dummy (Девочка, кот и соска)

➢     泣いている赤ちゃんにおやつをあげる犬

➢         John Lewis Christmas Advert 2014 - #MontyThePenguin

➢         Make a Lamp from an Orange in 1 minute.

➢         Nokia ringtone during concert of classical music