Mise-en-scene

こんにちは。そして明けましておめでとうございます。 スタッフブログを滞納していて申し訳ない横山です。

今年の抱負は、初心を忘れずに仕事に取り組む事にしました。ブログ滞納していたくせに!

初心という事で、今回のブログには大学で初めて映画について学んだ事を書きたいと思います。

映画学を学ぶにあたって、知っておくべき単語がいくつかあり、 その中に日本ではあまり聞かない単語があります。それが"Mise-en-scene"です。 日本ではミザンセーヌと読むようですね。英語読みはメゾンセンです。今回のブログではメゾンセンで。

メゾンセンとは何か。実はこの単語に正確な定義というものはなく、しかも映画界と演劇界とでは意味も変わってきます。使う人によっては、もっと細かい意味を持たせる事もあります。 映画界で言うところのメゾンセンは、要するに「カメラに映るすべてのもの」です。 つまり、役者、役者の動き、背景、衣装、照明、小道具などです。逆にメゾンセンに含まれないものは、音や思想です。

映画を思い出す時、カメラワークやカットは思い出しにくいですが、 役者の衣装や照明などは印象的で思い出しやすいですよね。あとは演出による雰囲気とか。 その印象や雰囲気はメゾンセンによって作り上げられているのです。

例えば、代表的な例が、「カリガリ博士(1920)」です。(写真)

この映画を見れば、メゾンセンによって登場人物の心情や歪んだ世界が、上手に表現されているのがよくわかると思います。 超代表的なドイツの表現主義の映画です。映画史に残る映画ですので、興味があれば見てみて下さい。

そして、メゾンセンという言葉を使えば、その映画の印象や雰囲気を"どうしてそうなのか"というのをもっと分析出来ると思います。

みなさんも今度映画を見る時は、メゾンセンを意識して、メゾンセンという言葉を使って感想を言ってみてはどうでしょうか。

最後に告知をさせて頂きます。 うちのチーフDが監督した映画が今年1/20に上映されます。もう日曜です。 - entrelacs(アントルラ) vol.1 「みる人と、つくる人と、映画を」 ‘entrelacs’制作の3本の短編映画の上映を行います。また世界を舞台に活躍する映画人の方々をゲストとしてお招きし、この3本の映画を叩き台に、映画製作と上映の現状についての見取り図を、国際的な視野の下で捉え、展開していきます。

日時 2013/01/20(日)17:20開場 / 上映①17:35 / 上映②18:45+

Talk Show ※各回入れ替え制

料金 一般前売り¥700 / 当日¥800 / 中高校生以下¥500

会場 渋谷UPLINK FACTORY 1F http://www.uplink.co.jp/event/2012/5507

主催団体 entrelacs(アントルラ) http://entrelacs.web.fc2.com/ -

僕も音声・録音の助手として参加しています。 是非見に来て下さい!

横山勇樹